【学生団体代表インタビューVol.1】CLACK代表 平井 大輝 – 生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、わくわくして生きていける社会-
新企画!Visions LOUNGE提携学生団体の代表に熱く志を語っていただく「学生団体代表インタビュー企画」が始まりました!
志高く活動されている団体の代表のインタビュー記事がこれからどんどん投稿されていきます!
記念すべき第一回は、CLACK代表 平井 大輝 さんです!
生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、わくわくして生きていける社会
どのような活動をされているのですか?
主に経済的・環境的に困難を抱える高校生にプログラミング教育とキャリア教育の年間プログラムを無償で提供しています。
そういった高校生が、様々な選択肢を知り、自分自身で進みたい方向性を決め、その目標に向かって自分で道筋を立て、実現していって欲しいと思っています。プログラミング教育を選んだ理由としては、高校生でも本気を出せば稼げ実践的なる力が身につくからですね。具体的には3つのコンテンツをメインに行なっています。
1つ目はベースとなるプログラミング教育です。
経済的な理由や環境的な状況でしんどい状況の高校生に、無料で半年間の集中プログラミング学習の機会を提供しています。もちろんパソコンを持っていなかったり、交通費が厳しい子もいるので、支給も行なっております。
2つ目はクラプロというものです。
PBL(プロジェクトベースドラーニング)または探求型学習と呼ばれるもので、経産省も支援している学習方法になります。
自分たちの興味あることを、プロジェクト化し、本気で、進行していくというものです。
また、予算を5000円まで用意しているので、実験や研究など、興味のあることを普段の環境よりも深く掘れる環境づくりも行なっています。
その研究やプロジェクトの発表を多くの方の前で行う機会なども提供しています。
今、求められている思考力や実践力などが身につくことが期待できます。
3つ目はクラキャリというものです。
面白い働き方をしている方と話せる機会を月一で提供し、密に面白い社会人と話すことで、将来にワクワクし、
今後のキャリアをどうしていくべきなのか、どんな選択をしていくべきなのかなどの判断材料として、役立ててもらえればと思っております。
CLACKのビジョンを教えてください
私たちのビジョンは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、わくわくして生きていける社会」です。
またその実現に向けて掲げているミッションは「高校生が様々な選択肢を知り、自分自身で進みたい方向を決め、その目標に向かって自分で道筋をたて、実現していける状態まで伴走する」です。
なぜそのビジョンやミッションが生まれたのですか?
大阪で生まれた私は、家庭環境の関係で、経済的に非常に苦労してきました。様々なことを我慢してきました。
大学に入るまで様々なことを我慢してきていたので、大学に入ったらやりたいことを全部やろうと考えるようになりました。
日本拳法の主将や、バックパッカー、サークル創立など、色々やってきました。その中で私はある団体に出会うことになりました。
阪大の卒業生が在学中に立ち上げたNPO法人あっとすくーるというものです。
たまたま出会ったNPOだったのですが、社員さんとそこにいた大学スタッフの先輩に魅力を感じ、
また、自らの原体験にも紐づいたので、子どもの貧困に興味を持ち勉強していくことになりました。
そういったことを行なっていると、段々と「自分と同じような境遇で苦しんでいる子供を手助けしたい」という気持ちが芽生えてきました。
それが、この団体を作ったきっかけです。また、そこからビジョンやミッションが生まれてきました。
自分自身がお金や家族関係で苦労したからこそ、やりたくて求められることを今行なっている。
だからこそ、自分と同じような境遇で苦しんでいる子供を手助けしたいと思っています。
最後に、この記事を見ている方へ熱いメッセージを!
しんどさを抱える高校生はもちろんのこと
関わる大学生もワクワクし、成長していける環境でありたい!
奉仕とか、自己犠牲ではなく、生徒ともに成長していける、そんな組織を一緒に作っていきませんか?
子どもへの教育や、社会課題の解決に興味があり、プログラミングを教えたい人を今募集しています!
プロのエンジニアと接しながら、教える側も成長していける環境があります。
僕たちと同じようなことに対して、課題意識を持っている人は是非来て欲しいです!
CLACKのHPはこちら
http://clack.ne.jp